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伊藤賢治さん・桜井政博さんへのインタビュー(日本語版)

『gentle echo meeting 〜作曲家:伊藤賢治のトーク&ミニライブ〜』

2009年2月21日、まだ肌寒い東京の夜。伊藤賢治さんが設立した新しいレーベル"gentle echo"の名前を冠した、トークとミニライブからなるイベントが、都心に近い内幸町のホールで催されました。これまでにも伊藤さんは、作曲活動のみならず、ピアニストとしても様々なイベントに参加してライブを行ってきましたが、この夜、初めて伊藤さんご自身の名前を掲げてのイベントが催されたのでした。

ほとんど満席状態の観客の前に、まずひとり登場したのは伊藤さん。ピアノソロでオリジナル曲『Gentle Wind』を演奏した後、ゲストの桜井政博さんを紹介して、トークコーナーが始まりました。同時期にゲーム業界に入ったというお二人の昔話にはじまり、ゲームやゲーム音楽についてのたっぷり1時間にもわたるトークに、観客もじっくりと聞き入っていました。

トークコーナー

『星のカービィ』『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどで知られるゲームデザイナーの桜井政博さんは、ゲーム音楽のオーケストラコンサート『PRESS START』の企画者のひとりでもあります。その第一回公演『PRESS START 2006』で、ゲストとして出演された伊藤さんと出会ったのが、お二人のかかわりのきっかけだったとか。また、トークの中では、『PRESS START 2009』の開催も発表されました。

『PRESS START』公式ウェブサイト

桜井さんが手掛けた『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも伊藤さんが音楽家のひとりとして参加され、歴代任天堂ゲームの音楽をアレンジされました。今回のトークの中では、アレンジされる前の原曲と、伊藤さんがアレンジした『スマブラX』バージョンを聴きくらべつつ、お二人の話を聞けるという贅沢な趣向もありました。

任天堂とともに株式会社プロジェクトソラを設立し、新しいゲームの制作を始めた桜井さんは「世界中のプレイヤーを対象としつつ、初心者でも遊べる、それでいてゲームらしいゲームを作る」と、また、自らの音楽レーベル、"gentle echo"を立ち上げた伊藤さんは「自分のピアノ曲やほかの方とのコラボはもちろん、音楽以外にも楽しめるものを制作していく」と、それぞれの意欲を語り、「お互いに、いろいろな方々と手をつないで世界を広げつつ、また機会があれば一緒にやりましょう」とトークコーナーを締めくくりました。

伊藤賢治さん公式ウェブサイト『gentle echo』
(伊藤賢治さんの担当作品や、出演ライブなどの最新情報が見られます)

『プロジェクトソラ』公式ウェブサイト
(採用情報のほか、桜井政博さんと任天堂の岩田聡社長の対談を読むことができます)

ミニライブ

休憩をはさんだ後、伊藤さんのピアノに、ヴァイオリン、ギターが2人、ベース、ドラムスというバンドメンバーが揃って、ミニライブが始まりました。まずは、伊藤さんがスクウェアを離れて最初に手がけた『カルドセプト セカンド』、そしてその続編『カルドセプト サーガ』から、それぞれのオープニング曲のしっとりとした演奏。曲の間には、伊藤さんがそれぞれの曲にまつわるエピソードも聞かせてくださいました。

続いては、『pop'n music 16 PARTY♪』の楽曲として制作した、スパニッシュ風の熱いバラード曲『Dance to Blue』。『pop'n music』シリーズでは『pop'n music 13 カーニバル』に続いて2度目の参加でしたが、このシリーズでは、伊藤さんが過去に手がけた楽曲を自らパロディにするような形で、ファンに楽しんでもらえる着地点を探りながら作っている、とのこと。

「ここからはスクウェア・エニックスコーナーです」という伊藤さんの言葉とともに、フリーランスとなってから手がけた『愚者の舞(聖剣伝説4)』、そして『熱情の律動(ロマンシング サガ -ミンストレルソング-)』の演奏が続きました。『熱情の律動』では、ヴァイオリンの依田彩さんが舞台を降りて客席の間を舞うように演奏する場面もあり、観客も手拍子とともに興奮のステージを楽しんでいました。

バンドメンバーが舞台を去り、残った伊藤さんが、アンコールも含めてさらに3曲をピアノソロで演奏してくださいました。ライブでは初めての演奏だという『聖剣伝説』『哀しみのなかで』、おなじみ『ロマンシング サ・ガ』シリーズの『オープニングタイトル』、そして最後に『聖剣伝説』のテーマ曲である『Rising Sun』で、盛大な拍手とともに舞台の幕が降りたのでした。



伊藤賢治さんへのインタビュー

伊藤賢治さん
―― ご自身のレーベル、"gentle echo"を立ち上げられて、
第1回の『gentle echo meeting』、おつかれさまでした!
振り返ってみて、いかがでしたか?
伊藤 「自分名義のライブをいつか行いたい」という長年の夢をかなえられたこと、
また、そこにはハーモニクス・インターナショナルをはじめとしたスタッフ、
出演・共演していただいたゲストやミュージシャンの方々、
内幸町ホールのスタッフの方々、何より足を運んできてくださったファンの方々に、
感謝の気持ちで一杯です。
―― レーベルを立ち上げた、といいますと、
まずはアルバムを出す、というところにいきそうなのですが、
最初にこういったイベントを開かれたのは、何故ですか?
伊藤 なによりも自分の言葉で、レーベルの発足を表明したかったということがあります。
そして僕自身が、
音楽や演劇などを含めた「ライブイベント」を見たりするのが好きということもあり、
"gentle echo"としても、ライブは大事にしていきたい分野です。
―― 今回のイベントは、前半は桜井政博さんとのトークコーナー、
後半は伊藤さん率いるバンドのミニライブ、という構成でした。
このような、トークと演奏が半分ずつ、という構成を選ばれたのは何故でしょうか?
伊藤 以前にいくつか、トークゲストに招かれることがあって、自分の楽曲についての話や、
当時担当したプロジェクトの思い出話などを話すと、お客さんはかなり興味を持って
聞いて下さっているんです。
そういった経験もあり、自分としては、エンターテインメントの一つとして、
音楽だけにしぼらないライブイベントが出来たら・・・と企画しました。
―― 桜井さんとは、『PRESS START 2006』がきっかけとなってのご縁だそうですが、
今回、桜井さんとのやりとりの中で、印象に残った出来事などがあれば教えてください。
伊藤 最初の打ち合わせで、「下ネタはやめておきましょう」と言われたことが、
印象強く残ってます(笑)。

まあそれはさておき、桜井さんのプライベート的なことも
話題としてあったほうが良いのかなとも思いましたが、
それはお客さん側として聞きたいことなのか、そうでないのか、
セレクトしづらかったので、今回はほどほどに抑えながらのトークでした。
それからトーク中に、僕がホストとして仕切る立場なのに、時間を忘れて話に没頭すると、
桜井さんから「それではそろそろ次の話題に・・・」と振っていただけたのが何回かあり、
どっちがホストでゲストかわからない瞬間がありました(苦笑)。
―― トークでは、伊藤さんと桜井さんの楽しいお話を聞かせていただきました。
公にしてよいものか微妙な話題も、ちらほらありましたが・・・(笑)

トーク中、お手元にはレジュメがあったようですが、
台本に沿ってというよりも、もっとライブ感のある対談のように感じました。
トークの内容については、どの程度、事前に打ち合わせていたのでしょうか?
伊藤 10個近い項目をとりあえず立てておいてのトークだったのですが、
ご存知のように桜井さん自身がトークに長けた方なので、
あまりそれに縛られずに、脱線もありのフリートークの方が、お客さんも
より楽しめるだろうとの結論に達しました。
―― 今までにも、様々な場所でお話しされていることですが、
伊藤さんの音楽的なルーツは、バトル音楽とはかけ離れたところにある、
というお話もありました。

伊藤さんが初めてバトル音楽というものを作られたのは、
ゲームボーイの『Sa・Ga2 秘宝伝説』の時だと思いますが、
どのような発想で、慣れないバトル音楽というものを作られたのでしょうか?
そして、そうしたバトル音楽の人気が出たのはなぜか、
伊藤さんご自身はどう考えていらっしゃるのでしょうか?
伊藤 当時は「ドラゴンクエスト」シリーズのすぎやまこういちさん、
「ウィザードリィ」シリーズの羽田健太郎さん、
そして「ファイナルファンタジー」シリーズの植松伸夫さんの作品に絞って、
ゲーム音楽の構成などを勉強していきました。
そのなかで、RPGは「敵と戦闘をする」という要素に、ゲームとしての面白さを
注入するという所が大事だと思いますが、
たぶん「サガ」シリーズは、その部分がより強いゲームだったのだろうと思います。
そのゲーム性も含めて、音楽もお陰様で人気が出たのかな、と。
―― 続いては、ミニライブについてのお話をお聞きしたいと思います。
少しさかのぼりますが、イベントの最初、トークコーナーの前に、
ピアノソロのオリジナル曲『Gentle Wind』を演奏されましたね。
そして、その後のミニライブで演奏された曲はすべてゲーム音楽でしたが、
オリジナル曲とゲーム音楽について、このような比率にされたのは何故でしょうか?
伊藤 今回は、トークゲストが桜井政博さんということもあり、
あえてゲーム音楽メインの構成にしました。
今後のライブの構成により、比率は色々変えていく予定です。
―― 特に、ライブならではということで、印象的だったのは、
『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の『熱情の律動』で、
それぞれのメンバーがソロでアドリブを入れていく場面でした。

この曲はもともと、ゲーム音楽にアドリブの要素を取り入れよう、
というアイデアから産まれたそうですね。
本来、岸川恭子さんのアドリブだったはずのスキャットの人気が出すぎて、
メロディを変えられなくなってしまった、というお話がありましたが、
曲の途中に各メンバーのソロを入れていらっしゃったのは、
この曲の本来のアドリブ性を活かそう、という発想なのでしょうか?
伊藤 そうですね。
当時はゲーム音楽のワク(繰り返し聞かせる性質など)から、
より音楽的に際立たせるひとつのスパイスとして、
実験的にアドリブを加えたりしたのですが、「サガ」というゲーム性も含めて、
個人的には成功したのではないかな、と。
―― バンドメンバーの退場後、さらに伊藤さんのピアノソロで3曲演奏されましたね。
どの曲も、懐かしく聴かせていただいたのですが、
昔と今とで、曲を作られる際に、いちばん変わったなと思うこと、
逆に変わってないなと思うことは何ですか?
伊藤 若い頃は「これでいいのだ!」という勢いで作曲していた部分がありますが、
年齢を重ねてきて最近は「これでいいのか?」と自問する時間が増えました(苦笑)。
―― 今回のバンド編成やアレンジを決める際に、
以前に出演されて好評だった『EXTRA 2007』でのライブを意識されたかと思います。
バンドで演奏するというとき、伊藤さんにとって、一番お好きな編成なのでしょうか。
それとも、演奏曲ありきで、今回のバンド編成が決まったのでしょうか。
また、次回のライブがあるとしたら、やってみたいアレンジや編成はありますか?
伊藤 演奏曲ありきですね。
でもロックバンドスタイルよりは、今回のようなアコースティックスタイルのほうが
好きです。
でも次回は全然違う編成になるかもしれませんが・・・(笑)。
―― ゲーム音楽の場合、通常はインストゥルメンタルの曲がほとんどですが、
フリーになられて以降、特に最近では「歌もの」の楽曲制作も多く担当されていますね。
もともと、そういったジャンルにも興味を持たれていたのでしょうか?
伊藤 作曲家として色々なジャンルを制作していきたいという思いはあります。
そのなかで「歌もの」は大事なファクターの一つですので、今後も制作していければと
思っています。
―― 新しい会社とプロジェクトを立ち上げられ、
次なるゲームを生み出そうと動き出された桜井さんへ、
メッセージをお願いします。
伊藤 桜井さんの、ゲームにかける思い。
また、多くの人たちへ向けて楽しめる作品を制作していくうえでの、
揺るがない姿勢を、今回のトークで改めて垣間見た気がします。
今後の活動を楽しみにしています。
―― そして最後に、
伊藤さんの音楽を愛する、そして、次回の公演を待っているファンの方々へ、
今後の活動やgentle echoの将来についてなど、メッセージをお願いします。
伊藤 今後はオリジナル作品や、様々な方とのコラボレーションも含めて、
楽曲制作はもとより、様々な形態でのエンターテインメント作品を
提供できればと、現在企画中です。
2010年からひとつずつ発表できればと予定していますので、期待してください!


桜井政博さんへのインタビュー

桜井政博さん
―― トークの後、伊藤さん率いるバンドのライブを聴かれてのご感想などを、おひとつ。
桜井 頭の中の声を消して、音の波に身をゆだねることで
とても心地よい感触を得られました。
特にヴァイオリンがよかったです。
―― 桜井さんが、はじめて、
“ゲームの中の音楽”というものを意識して遊んだゲームは何ですか?
桜井 スペースインベーダーの足音でしょうか。
―― 近年、昔のゲーム機の音源などを使って新しい音楽を作る試みが広がっていますが、
桜井さんにとって、特に懐かしさを感じたり、思い入れのあるゲーム音源はありますか?
桜井 さまざまなゲームをやってきたので、さまざまに
思い入れがあります。
ファミコン音源はもちろんですが、コナミのMSXカートリッジに
内蔵していたSCC音源とか、なつかしいです。
―― 伊藤さんの音楽に関して、何か思い出があれば教えていただけますか?
桜井 やはり、ロマサガの戦闘曲は鮮烈で忘れられません。
―― 桜井さんが現場を統括してゲームを作られるという場合、
音という、目に見えないものを扱うサウンド担当者に、
どのような表現方法で、どの程度こまかく指示を出されるのでしょうか?
桜井 時と場合に応じて、いろいろな手を使います。
が、最後に重視するのは、やはりゲームに合っているか
否かです。
―― 桜井さんがこれまでに手がけてこられたゲームの中で、
特に、サウンド(音楽+効果音+α)について、
「ここにこだわって、うまくいった!」
という自信のあるものはありますか?
桜井 最初のカービィは、イントロで寸劇が始まり、イントロ終了と
同時にゲームが始まります。
クリア時のカービィダンスも、初代がいちばんピッタリ来ています。
―― ゲームの音楽について、
「なぜこうなってるんだろう?(こうすればいいのに)」
と思っていることはありますか?
桜井 RPG系の曲がむやみに多すぎるところ。
少なかったり、せめてフレーズを同一にしたほうが、
印象に残ると思うのですが。
―― 『PRESS START』では、毎年の選曲から、会場選びなどコンサート全体の作りまで、
ウェブサイトや来場者アンケートなどから、
ファンの反響を大いに取り入れていらっしゃると思います。

そこで逆に、要望が多くても、諸条件をクリアできても、
「これだけは曲げられない」という、
“『PRESS START』のこだわり”のようなものはありますか?
桜井 いえ、ありません。
時代と事情に合わせ、常に柔軟に考えるべきかと思います。
―― それとは違って、『PRESS START』に関する
「本当はやりたいんだけど、できません、ごめん!」
といったアイデアはありますか?
桜井 目下のところ、CDの販売が一番大きいです。
実際、かなり高いハードルがあります。

お願いなのですが、盗録しないでください。
コンサート自体がなくなってしまいます。
―― 『PRESS START』が続くにつれ、人気曲の再演も行われていくと思います。
それには、「前にも見たからうれしくない」といった否定的な感想も見られますが、
桜井さんはどのように考えていらっしゃいますか?
初出しの曲と再演曲は、どのような割合がベストだとお考えですか?
桜井 アンケートによると、PRESS START 2006から2008まで、
全て聞いているお客さんは1割に満たない割合でした。
だから、聴いていないかたのために再演があってもいいと思います。

また、PRESS STARTは多くの楽譜が書き下ろしになるので、
コストがかかり過ぎる問題もなくはないです。
―― 毎年、会場も変えつつ、スクリーンを用いたり、生の音を中心に据えたりと、
様々な試みを行っている『PRESS START』ですが、
今年の『PRESS START 2009』については、どのようなものになるか、
漠然とした方向性などでも構いませんが、ちらっと教えていただけませんか?
桜井 ちょっとだけ、お客さんとのコミュニケーションを取れる
ネタを仕込んであります。
―― ご自身のレーベルを立ち上げられ、今回、初めてのイベントを開かれた伊藤さんへ、
メッセージをお願いします。
桜井 おめでとうございます。
これからもご活躍に期待しております。
きりたんぽは焼かなくていいと思います。

(伊藤さんより)
僕がトークコーナーで「gentle echoは、音楽制作以外にも、
色々なジャンルの作品を制作していく予定です」と言ったあとの、桜井さんのツッコミが、
「きりたんぽでも焼くんですか?」ということでしたね(笑)。
何故「きりたんぽ」という言葉が出てきたんでしょうね?
桜井さんの好物だったりするんでしょうか??(笑)
―― そして最後に、
桜井さんたちの作る新しいゲームを待っているファンの方々へ、
メッセージをお願いします。
桜井 いまは仕込みの段階で、ゲームが出来るまで
まだまだ時間がかかりますが、気長に待っていてください。

gentle echo meeting 〜作曲家:伊藤賢治のトーク&ミニライブ〜

日時:2009年2月21日(土)18:30 開場 19:00 開演
会場:千代田区立内幸町ホール

    伊藤賢治さんによるピアノ演奏
  • Gentle Wind(『伊藤賢治ピアノ作品集 Everlasting Melodies』より)
    伊藤賢治さん・桜井政博さんのトークコーナー
    伊藤賢治さん率いるスペシャルバンドの演奏
    伊藤賢治さん(ピアノ)・依田彩さん(バイオリン)・石井完治さん(ギター)
    和乃弦さん(ギター)・大野弘毅さん(ベース)・滝山清貴さん(ドラムス)

  • Prologue (『カルドセプト セカンド』より)
  • The Road to SAGA (『カルドセプト サーガ』より)
  • Dance to Blue(『pop'n music 16 PARTY♪』より)
  • 愚者の舞(『聖剣伝説4』より)
  • 熱情の律動(『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』より)
    伊藤賢治さんによるピアノ演奏
  • 哀しみのなかで(『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』より)
  • オープニングタイトル(『ロマンシング サ・ガ』シリーズより)
  • Rising Sun(『聖剣伝説』シリーズより)

ミニライブ2

【編集者より】 ポール・モーリアやリチャード・クレイダーマンといった音楽家のイージーリスニングを聴いて育ち、ウィンダム・ヒルのような音楽をやりたいと高校生の頃から考えていた伊藤賢治さん。フリーランスの音楽家となってから数年、2006年のオリジナルアルバム『Everlasting Melodies』なども経て、ついにご自身のレーベルを立ち上げ、このような素敵なライブ演奏とともに新たな出発を迎えられたことをお祝いしつつ、今後の活動も楽しみにしていきたいと思います。伊藤賢治さん、桜井政博さん、ハーモニクス・インターナショナルをはじめ記事制作にご協力くださった関係者の皆様、そしてこの記事を読んでくださった皆様、どうもありがとうございました!


Photographs by YOKO Tanaka

Interviewed & Contents by Yusuke Kimura. Editorial Supervised by Kahori Ezaki (CocoeBiz., L.L.C.) Contents may not be reproduced or published without the permission of CocoeBiz., L.L.C.



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